
楽天アンリミットを使う際に、今使っているiPhoneが対応していなければ諦めるしかないのでしょうか?

チャットさん。諦めるのはまだ早いですよ!
今回は動作保証外のiPhoneで利用する方法を紹介していくよ!

えっ?そんな方法があるんですか?!
2020年4月からスタートした楽天アンリミットは多くの人がそのサービス内容に魅力を感じたはずです。
・1年間無料で利用できる(先着300万名)
・「データ」「通話」を使い放題
しかし、楽天アンリミットはiPhone6s・iPhone7・iPhone8といった機種では使えません。
動作保証されていないことで、楽天アンリミットの利用をあきらめている人は多いでしょう。
そんなiPhoneユーザーに朗報です!
裏技を使えば動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使うことができるのです。
実際私はiPhone8で楽天アンリミットを3ヶ月問題なく利用しています。
ここでは、動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使う裏技を紹介していきます。

これまで「私のiPhoneでは使えない…」
とあきらめていた人は、ぜひチェックしてみてください。
↓楽天アンリミット公式ページ↓
- 楽天アンリミットで動作保証されているiphone
- 楽天アンリミットが使えるのはiPhone6s以降
- 動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使う裏技手順
- 裏技を適用したiPhoneは「楽天Link」で無料通話OK
- 【注意】iOSをアップデートした場合は再度設定が必要
楽天アンリミットで動作保証されているiphone
楽天アンリミットで動作保証されているiPhoneは以下の機種になります。
これらのiPhoneは、このあと紹介する裏技は必要ありません。
最初から楽天アンリミットを使うことが可能です。
ただし、楽天アンリミットを利用するには事前にiPhoneをSIMフリー化する必要があるので注意しましょう。
楽天アンリミットが使えるのはiPhone6s以降
裏技を活用して楽天アンリミットを使える機種はiPhone6s以降の機種になります。
ご自身のiPhoneが上記機種であることを確認した上で、以下の裏技手順を進めてみてください。
iPhone6やiPhone5sといった機種では、残念ながら楽天アンリミットを使う手段がないのであきらめましょう。
動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使う裏技手順
動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使う裏技手順をこれから紹介していきます。
多少複雑な作業は必要ですが、手順通りにおこなえば10分もかからずに完了します。
それでは見ていきましょう。
事前準備1:iPhoneをSIMフリー化
動作保証の有無にかかわらず、iPhoneで楽天アンリミットを使う場合にはSIMフリー化を完了しておく必要があります。
ドコモ・au・ソフトバンクで購入したiPhoneは、基本的にSIMロックがかかっています。
「My docomo」「My au」「My Softbank」から無料でSIMフリー化ができるので、事前に手続きを完了しておきましょう。
SIMロック解除は、ドコモ・au・ソフトバンクの店舗でも可能ですが、その場合3,000円の手数料がかかります。
事前準備2:楽天アンリミットでnanoSIMを契約
楽天アンリミットを申し込みましょう。
楽天アンリミットは「nanoSIM」か「eSIM」で申し込むことができます。
iPhoneでeSIMに対応しているのは、iPhoneXR/XS以降の機種からです。
裏技対象機種は「nanoSIM」のみ対応となるので、間違って「eSIM」を申し込まないよう注意しましょう。
SIMだけの申込みであれば、通常2〜3日で自宅に届きます。
手順1:「my 楽天モバイル」で転入手続き(乗り換えの場合)
他社から楽天アンリミットに乗り換えの場合、転入手続きが必要になります。
なお、新規で楽天アンリミットを契約の場合はこちらの手順は不要です。
転入手続きは、「my 楽天モバイル」からおこなうことができ、「MNP転入する」ボタンをクリックすることで手続きが開始されます。
転入手続きを開始した時間によって、完了時間が異なります。
9:00〜21:00の間に転入手続き
⇒当日中に完了
21:01〜翌8:59の間に転入手続き
⇒翌9:00以降に完了
ほとんどの人ができればすぐに転入を完了させたいと考えるはずです。
その場合は、21:00までに手続きをする必要があるので注意しましょう。
転入手続きは通常10〜30分程度で完了します。
手順2:「構成プロファイル」をインストール
iPhoneに「構成プロファイル」をインストールする必要があります。
以下のプロファイルをiphoneのSafariからダウンロードしてください。
ダウンロードが完了しましたら以下の手順でiPhoneの操作を進めます。
【設定】⇒【一般】⇒【プロファイル】
「楽天モバイルUN-LIMIT iOS構成プロファイル」をクリックしてインストールします。
このときに、別のプロファイルが存在している場合は削除を完了した上でインストールしてください。
インストールが完了しますと、【一般】のページ上のプロファイル項目に「楽天モバイルUN-LIMIT」の表示がされます。
手順3:「iPhoneを探す」をオフ
以下の手順でiPhoneの操作を進め、「iPhoneを探す」をオフにします。
【設定】⇒【最上部のアカウント名(Apple ID、iCloud)】⇒【探す】
「iPhoneを探す」がオンになっている場合は、オフに変更します。
また、この段階で楽天アンリミットのSIMをiPhoneに入れておきましょう。
手順4:「キャリアデータファイル」をPCにダウンロード
続いて「キャリアデータファイル」をPCにダウンロードします。
「キャリアデータファイル」は機種によって違いますので、該当機種用のファイルをPCにダウンロードしてください。
・iPhoneSE用
・iPhone6s/iphone6s Plus用
・iPhone7s/iPhone7s Plus用
・iPhone8s/iPhone8s Plus用
・iPhoneX用
インターネットエクスプローラーでダウンロードした場合、ZIPファイルで保存されてしまうので、ChromeやFirefoxなどのブラウザからダウンロードしてください。
ipccファイルなので、保存したファイルが「iPhone〇.ipcc」という状態になっていればOKです。
手順5(Windows):「キャリアデータファイル」をiPhoneに適用
WindowsのPCを使っている場合は、まずiTunesをインストールする必要があります。
まだインストールをしていない場合は、以下からダウンロードできるので、インストールを完了させてください。
□手順5ー1(Windows):コマンドプロントにコードを入力
つづいて、コマンドプロントを開きます。
コマンドプロントは以下の手順で開くことができます。
①【Windows】ボタンをクリックしてメニューを開く
②【Windowsシステムツール】をクリック
③【コマンドプロント】をクリック
コマンドプロントに以下の内容をコピー&ペーストで入力します。
『”C:\Program Files\iTunes\iTunes.exe” /setPrefInt carrier-testing 1』
入力したらエンターを押しましょう。
エンターを押して何も反応がなければOKです。
場合によっては「指定されたパスが見つかりません」と表示されます。
この場合は失敗しているので、以下の内容で再度トライしてみましょう。
『”iTunes.exe” /setPrefInt carrier-testing 1』
同様にエンターを押して無反応であれば成功です。
これでも失敗した場合は、iTunesがどこにインストールされているのかを確認する必要があります。
仮に保存されている場所が、
C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps\iTunes.exe
だった場合は以下の内容で再びコマンドプロントに入力します。
『”C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\WindowsApps\iTunes.exe” /setPrefInt carrier-testing 1』
エンターを押して反応がなければバッチリです。
iTunesのインストールされている場所を探すのは、不慣れな場合少し苦労するかと思います。
□手順5ー2(Windows):「キャリアデータファイル」を適用させる
コマンドプロントでの作業を終えたら、iPhoneをPCにつないでiTunesを開きます。
【iPhoneマーク】をクリックすると、接続したiPhoneの概要ページが表示されるはずです。
概要ページ内の【iPhoneを復元】ボタンを「Shift」キーを押しながらクリックします。
ファイルを選択できる画面が開くので、さきほどダウンロードしたキャリアデータファイルを選択します。
iPhoneが「圏外」から電波を受信し、右隣に「Rakuten」の文字が表示されれば成功です。
iPhoneで【設定】⇒【一般】⇒【情報】と進み、キャリア項目が「UQ mobile 42.0」になっているはずです。
もし「圏外」のままであれば、iPhoneを再起動してみましょう。
それでも変わらなければ、再度手順5をトライしてみてください。
無事にすべての手順を終えたら「iPhoneを探す」をオンにして大丈夫です。
手順5(Mac):「キャリアデータファイル」をiPhoneに適用
Macを使った場合の裏技の手順を解説していきます。
□手順5ー1(Mac):ターミナルにコードを入力
まずターミナルを開きます。
ターミナルを開く手順は以下の通りです。
①Dockから【Finder】をクリック
②【Finder】メニューから【アプリケーション】クリック
③【アプリケーション】一覧から【ユーティリティ】をクリック
④【ユーティリティ】一覧から【ターミナル】をクリック
ターミナルに以下の内容をコピー&ペーストで入力します。
▼macOS Catalina 10.15以降
『defaults write com.apple.AMPDevicesAgent carrier-testing -bool YES』
▼macOS Mojave 10.14以前
『defaults write com.apple.iTunes carrier-testing -bool YES』
入力したらエンターを押しましょう。
エンターを押して何も反応がなければOKです。
□手順5ー2(Mac):「キャリアデータファイル」を適用させる
ターミナルでの作業を終えたら、iPhoneをPCにつないで【Finder】を開きます。
【iPhoneマーク】をクリックすると、接続したiPhoneの概要ページが表示されるはずです。
概要ページ内の【iPhoneを復元】ボタンを「option」キーを押しながらクリックします。
ファイルを選択できる画面が開くので、さきほどダウンロードしたキャリアデータファイルを選択します。
iPhoneが「圏外」から電波を受信し、右隣に「Rakuten」の文字が表示されれば成功です。
iPhoneで【設定】⇒【一般】⇒【情報】と進み、キャリア項目が「UQ mobile 42.0」になっているはずです。
もし「圏外」のままであれば、iPhoneを再起動してみましょう。
それでも変わらなければ、再度手順5をトライしてみてください。
無事にすべての手順を終えたら「iPhoneを探す」をオンにして大丈夫です。
裏技を適用したiPhoneは「楽天Link」で無料通話OK
動作保証外のiPhoneで楽天アンリミットを使えるようになったら、【App Store】から「楽天Link」をインストールしましょう。
裏技で楽天アンリミットを使えるようにしたiPhoneでも、動作保証されたiPhoneと同様に「楽天Link」を使うことができます。
「楽天リンク」では無料通話はもちろんSMSもできます。
私はパートナー回線エリアで使用していますが、特に不具合は発生していません。
【注意】iOSをアップデートした場合は再度設定が必要
iPhoneの大型アップデートがある場合は注意が必要です。
iPhoneでは定期的ににOSのアップデートがあります。
私は裏技を適用したiPhoneをiOS13からiOS14にアップデートしたことで、一時的に楽天アンリミットが使えなくなりました。
裏技手順が完全にリセットされたのです。
すぐに「キャリアデータファイル」をPCを使ってiPhoneに適用させ、楽天アンリミットが使えるようになりました。

ここで紹介している内容は、あくまでも保証されたものではなく、裏技ですのでアップデートなどで突然使えなくなる場合があります。
むやみにアップデートをしてしまわないよう、注意しましょう。
↓楽天アンリミット公式ページ↓